2014年10月16日木曜日

コマーシャル



トランスワールド11月号の翻訳記事を担当しました。

スケートショップ、書店で見つけたら、まずは手に取り
そしてそのままレジに行ってお会計をメイクしてください。

よろしくお願いしまーす!

2014年10月3日金曜日

Cap J next DJ at Steven Van Lummel solo exhibition Opening Party

今週土曜日、オランダからやって来た、スティーヴンというアーティストの
個展のオープニングパーティでCaptain Cap J、DJします。

場所は半蔵門にあるANAGRAです。

I will be DJing at the opening party for this artist from Holland, Steven Van Lummel.
It's at ANAGRA in Hanozomon.




Steven Van Lummel solo exhibition
"Nothing wrong with a little touching"

exhibition 10/4~10/10 ※off 10/6 mon

opening 10/4 sat 17:00-
closing 10/10 fri

stevenvanlummel.tumblr.com/

place : Anagra tokyo
produced by BLACKBOX



OPENING 10/4 sat
entrance: free 17:00-
<DJ>TKZ(yealo!)/tomar/Rakqa/P-RUFF/Captain Cap J/Adrian Pusher



一緒にやるDJもよかDJばかりです。

お洒落な夜になりそうですが、私はお洒落さのかけらもないようなDJをしようと思います。

楽しい夜になりそうです。よろしくどうぞ!エントランスもフリーっす。

The DJs are all super good.
It's gonna be kinda like cool people's party, but what I'm gonna play would be way far from that. Hahaha!

It's gonna be a fun night for sure. Please come!! It's free! Biatch!


2014年10月2日木曜日

ANDREW REYNOLDS INTERVIEW by JENKEM

JENKEMのアンドリュー・レイノルズのインタビューです。

ボスです。かっこいいす。
最初の質問が超直球でウケます。

元記事:http://www.jenkemmag.com/home/2014/09/02/the-andrew-reynolds-interview-2/
JENKEM:http://www.jenkemmag.com/home/


photo: atiba / courtesy of emerica


どんなサブカルチャーでも、20年以上にわたってトップに立ち続けているような人間は稀だ。みんな知っているように、勢いに乗ってシーンに登場するだけでも大変なのに、それを維持し続けるとなるともっと難しい。アンドリュー・レイノルズはそうした数少ない人間の一人だ。スケートボーディングがいくつもの時代を経た今でも、変わらずにそのキャリアをプッシュし続けている。彼は90年代のころと変わらず「ボス」のままだ。徐々に写真やアートや、業界内での仕事を始めるようになる他のレジェンドたちと違い、レイノルズは30代になってからも自分のスケートを進化させながら、そのトップの座を保持し続けている。日ごとに、そしてトリックごとに。



君って億万長者なの?

うーん…100万ドル(約1億円)持ってたら億万長者?

もちろん、そうだよ。

だったら、それに近いところにはいるね。100万ドル近くは持ってるんじゃないかな。でももし、過去に起こった出来事のうちのいくつかが起こらずに、そしてもっと違った選択をしてきていたら、たぶん今持ってる財産の3倍か4倍は持ってたと思うよ。今持っている知識を当時いくらかでも知っていれば、って思う。…昔はレクサスのSUVにベンツ、BMWなんかを持ってた。別れた元嫁もBMWに乗ってたし、丘にある家は彼女に持って行かれた。…すごくお金をかけたのに、一緒に持って行けないものってのは沢山ある。今はこの美しいフォードのVictoriaに乗ってる。それで満足だよ。人生は経験して学んで行くものだね。

しばらく前から断捨離を始めたよね?いろんなものを売って、小さな家に引っ越して。どうして?


単純に、ベッドルームが5つもあるような家に、俺と子供一人で住むのは馬鹿げてると思っただけだよ。俺はいわゆる普通の家に住みたかったんだ。今までいろんなもので金を失ってきた。キャデラックを何台も持ってた時期があったんだけど、それってギャング映画やOutkastとか色んなものからの影響でさ、キャデラックを持ってないといけないと思い込んでたんだ。ある時から欲しいなんて思わなくなったけどね。昔は古い車が好きで、他に何も考えてなかったんだ。今はもうそういうものに興味はない。家にも車にも何にもね。食べるものと、家族と、友達と、それと住むところがあれば、そういうことは少しも重要じゃないよ。



君はもう10年以上シラフだけど、そもそもどういう風にして酒やドラッグにハマっていったの?

小さな町で育つとさ、それがみんなのやることなんだよ。パーティさ。多分みんな退屈で、何かやることはないかって探してるんだと思う。大人になる過程の一部だよ。当時俺は16とか17とかで、友達のほとんどは年上だったし。そうやって入っていった感じだね。まだ16歳のときから、飲むときはゲロを吐くか、記憶を失くすまで飲んでた。ガキすぎて酒のことなんて分かってなかったんだ。記憶を失くすまで飲んで次の日ゲロ吐いて、それがパーティをしてるってことだと思ってた。そのころに草にもハマりだした。南部ってのはさ、みんな車を乗り回しながら草吸ってるんだよ。今でも(南部は)そうさ。たぶんそれが南部のノリなんだと思う。Outkastの曲を聴いて、ブラント巻いて吸って。交差点でエリッサ(スティーマー)を見かけて、車の窓からブラントをまわしてやったことなんかもあったな。

18歳になってカリフォルニアに引っ越して来たんだけど、(トム)ペニーとか(チャド)マスカとか、俺が尊敬していたスケーターはみんなカリフォルニアにいて、ヤバいスケートをしてた。そういうカルチャーってのもカリフォルニアではもっと受け入れられていて、草吸って酒飲んでスケートしてってのは普通のことだったんだ。ダスティン(ドリン)はガキの頃からドラッグをやってたんだけど、ある晩彼がコカインを持って来てテーブルに置いたんだ。それでコカインをやった。悪いことだとかは何も考えてなかったね。草と同じようなもんだった。

何ヶ月か後にも誰かがコカインを持ってたんで、そこでもやった。そのときから、当時19歳だったんだけど、コカインをやるようになった。それからまた別の奴らと付き合うようになって、そいつらはクラックとか他のドラッグをやってたんだけど、俺は草吸いながらコカインもキメるようになった。あれば何でもやったよ。エクスタシー…とにかくあの時期はなんでもやってみた時期だった。でも毎回後悔してたんだ。毎回これが最後だってね。朝起きて思うんだ、「ファック、俺は何をやってんだ?馬鹿すぎる。こんなことしたくない」ってね。でもまたビールを何杯か飲んで軽く草吸って、みんなでパーティしてたら頭が切り替わってしまって「ルールなんてない、行くぜ」ってなってしまう。それは俺が依存症だったからさ。みんながみんなそういう感じになるわけじゃないけど、もしドラッグ依存でしかもアル中だったら、そういう風になるんだよ。

ドラッグとかでスケートの助けになったものってある?

ないよ。絶対ない。草も酒もドラッグも、何の助けにもなりはしない。これは自信を持ってそう言えるよ。マジで何もない。誰にとってもね。本当にそう思う。もし誰かが「ハイになってるときのほうがスケートできる」とか「ビールを飲めば何にでもトライするぜ」なんて言ってたとしたら、それは大嘘だよ。クリアな意識でいるときだけ、物事に集中して良い仕事ができるんだ。

君のライダーでもあり友達でもある、アントワン・ディクソンが刑務所から出てきたね。彼についてのニュースとかってある?

そうだな、こういう感じで彼について話したくはないかな。彼は自分の道を進んでる。今何をしてるのかはよく分かんないよ。

young reynolds at patrick o’dells art show / photo: @morgnar courtesy of active

今多くのボードブランドがチームを縮小しているみたいだね。君もスパンキーとブレイドンを切った。将来的にスケートのチームって少人数になると思う?たとえば3、4人だけでブランド全体を代表する、みたいな?


それは分からないね。今はそういう風になりそうに見えるけど。でも俺にとってはチーム全体を好きになるっていうのが普通なんだ。ほとんどそれが全てだよ。ファミリーなんだ。俺がガキのころはプランBや(ワールドの)20 Shot Sequence みたいなビデオを見て、「なんてヤバいチームなんだ!」って思ったもんだよ。彼らはみんな一緒につるむし、同じスポットで滑って楽しんでる。個人的にはそのバイブスを維持して行こうとしてるよ。Bakerはそれが全てさ。みんながみんなずっとプロでいられたら、って思うけど、実際問題そうはいかない。それは納得してるんだ。物事のサイクルってそういうものだろ?そういうのも全てスケートボーディングの一部さ。

JENKEMで何年か前にジェイ・ストリックランドをインタビューしたんだけど、彼は未だに過去のことにこだわってたよ。君たちは今は仲直りしてるの?(訳注:この時のインタビューでジェイ・ストリックランドはレイノルズたちに裏切られた、Bakerのロゴやグラフィックをデザインしたのは俺なのに、などの話をしている。)

2、3年前にジェイとニューヨークで会ったよ。彼がBakerをクビになったことは、別にそんなに問題になってるとは思ってないよ。未だに納得出来ないでいるとしたら、それは彼の性格の問題だと思う。彼は例えば、もしタコスショップなんかで誰かにディスられたとしたらもう二度とその店には行かないような、そういうタイプの人なんだよ。(ジェイがクビになったのは)もう15年も前の話だぜ?クレイジーだ。ニューヨークでは結構長く話したし、いい感じだったけど。でも分かんないな。俺は仲直りをするでも何でもオープンだよ。

ジェイミー・トーマスはライダーたちにビデオパートの撮影でトリックをメイクさせるために、インセンティブをあげたりしてモチベーションを上げようとすることで知られてるけど、そんな風にお金を餌にしてライダーにトリックをメイクさせたことってある?

一回もないよ。俺は基本的にみんなに好きにやらせてるよ。まぁ友達として一緒に滑っているときに、「これメイクしたら20ドルだ!」みたいに言うことはあるけど。別にトリック・リストとかないし、何かメイクしたら給料を上げるとかもない。みんなには何でもやりたいことをやらせるようにしてる。キーナン(ミルトン)やジノ(イアヌーチ)みたいに、フッテージの量は少なくても、その価値が反比例して高いスケーターが好きだ。だから誰かに向かってどんなトリックをすべきだとか、どのくらいフッテージがないとダメだとか言わないよ。

君は最初のころはトニー・ホークのカンパニー、Birdhouseのライダーだったよね。そのころのことで、今でも心に残ってることってある?

もちろんあるよ。もしトニーがデモにいたとしたら、それはトニーがヤバいことをやってくれるってことなんだ。気取った奴らはそうは思わないかもしれないけど、俺はそういうのって最高にかっこいいと思う。俺がデモで滑るときは、ベストを尽くしてキッズたちのためにヤバいスケートをする。だってキッズたちはそれを見に来てるんだからね。常にそのことをトニーから学んできたよ。体調最悪で足首は腫れ上がってて、3週間もツアーにでてボロボロになってる状態でも、どんなときでもトニーはデモに出て、凄いスケートをするんだ。何があってもね。たとえどんな家族内の出来事があっても、たとえ酷いツアーだったとしても、いつでも彼は全力で滑って、そして何に対しても一言も不満を口にしないんだ。

人から気づかれたり有名でいることに、疲れたり嫌になったりすることってある?

いやいや、ないよ。こないだもスパンキーと一緒にタダでスターバックスのコーヒーをもらったんだけどさ、普通はそんなこと(訳注:有名人で 得したとか)を自分で言ったりなんてしたくないだろ。だから店を出る時に、逆に冗談で「こういうの俺ほんと大好きなんだよね!」なんて言ったりしたけどね。まぁでも誰かが俺たちに気づいて、それでコーヒーをタダでくれたりってのは有り難いことだよ。それに向こうもいい気分になれるしね。誰かに何かをしてやったってことでさ。例えばニック・ケイヴ(ミュージシャン)とか、誰か尊敬している人が自分の職場にやってきたら、俺だって何かあげたくなると思う。そして両方ともいい気分になれる。キッズたちはいつもいい感じだよ。最高だね。だから(有名でいることが嫌だとかは)ないね!全部最高さ。


photo: @morgnar courtesy of active


君はいま30代半ばで、いまだにギャップやステアを飛んでるよね。みんなに教えてあげられる健康の秘訣だったり、ルーティーンとかってある?

俺がスケートを始めた時代は、ストレッチとか健康でいることはスケートと全く無縁な時代だったから、そういうのは新しいことなんだ。ストリート・リーグなんかじゃ、スケーターがストレッチしているのを見るだろうし、あの中にはパーソナル・トレーナーを雇ってる奴なんかもいるんじゃないかな。正直、もし今でもフライドチキンを食ってタバコ吸って、ストレッチなんか全然しなくても22歳のころと同じように滑れるんだったら、そうしてるよ。でも俺にとってはスケートを続けるってのはサバイバルなんだ。あと、今はシラフだってのもあるね。タバコも吸わないし、ドラッグも酒もやらない。それはだいぶ役に立ってるよ。

今のところ肉も乳製品もやめた。ほとんどスムージーばっかりだよ。それとVegaっていう植物性のプロテインパウダーも使ってる。勉強したところによると、スケートの後で筋肉痛になるのは、筋肉が切れたあと乳酸が出るからなんだ。プロテインってのは筋肉が超回復するのに必要なものだから、ハードにスケートした後はプロテインを採るのが一番いい。次の日筋肉痛になるのを避けることができるからね。

常にフルーツや野菜、水をもっと採って、もっとストレッチするように心がけてる。そうすると気持ちがいいからね。もしそういうことをやらなくても、スケートできなくはないけど、やったほうが間違いなく調子がいい。大きな水のボトルを1日3本飲んで、毎日ストレッチを続ければ、正直50歳くらいまではかなり上手く滑り続けることができると思う。長く続けるコツは、ちょっとしたことの積み重ねだよ。

すごく難しいトリックや、恐いトリックをトライするとき、何も考えてない無の状態になるっていうスケーターの話を聞くけど、そういうことって経験ある?


もちろん。ジム・グレコとそのことについて話し合ったことがあるよ。トリックをトライすることで、常にその無の状態を追い求めてるんだ。ほんのガキだったころから、そのことに気づいてたよ。フロリダにいた頃はたくさんコンテストに出てたんだけど、後からみんなが「ツェッペリンがかかってたな、カッケー」とか言ってても、俺は「何の話してんの」って感じだった。自分が滑っている間はずっと、俺にとっては無音だったんだ。タンパ・プロ(コンテスト)とかでも、超集中して無音になる。もしコンテストとかデモとかで、かかってる曲が何だったか言えたとしたら、それは俺があまりそこにいたいと思ってなかったって証拠だよ。

音楽が聴こえなくなること以外に、コンテストのランの途中とかトリックをトライしているときとかに、無の状態になったりする?


君もスケートやってるから分かると思うけど…人々がお金を払ってまで瞑想やヨガを学ぼうとするのは、それが理由だよ。(スケートの場合は)それの最も極端な形だね。スケーターが2週間くらい滑らずにいたら「ああ。外に出て何かしたい!」ってなるのは、そういう感覚や、普段の生活を忘れる感じが染み付いちゃってるからだと思う。必要なんだ。




君はゲームの「Tony Hawk’s Pro Skater」にも登場キャラとして出てたよね。それでお金って結構もらえた?


初回作では、ゲームの売り上げに従ってキャラクターになった奴らみんなにロイヤリティが支払われる仕組みだった。ゲームが発売された後、キャラクターになった奴らはかなり注目されるようになったよ。当時はデモに来るキッズの4分の1以上が、「トニー・ホークのゲームで君をプレイしたよ!」っって俺に話しかけてきた。「君の新しいビデオパートを見たよ!」じゃなくてね。で、初回作のギャラをみんなもらったんだけど、エリッサ・スティーマーや俺とかキャラクターになった奴らはみんな大笑いだったよ。ロイヤリティの小切手をもらったんだけど、190,000ドル(約2000万円)くらいあった。俺たちみんな「マジで?超最高だぜ!」って感じだったな。

そのあと、誰だか知らないけどギャラはタダでいいから自分もゲームのキャラにしてくれってゲーム会社に言ったプロスケーターがいてさ、それで会社のほうも「こいつらがタダでもやりたいって言ってくるんなら、次回作からは定額のギャラにしよう」ってことになった。実際次回作からはそうなっって、ギャラは定額で10,000ドル(約100万円)くらいになった。だからって文句は言えないけどね。だったら100万円なんていらねー、なんて言える立場じゃなかった。大ヒットゲームだったからね、みんなOKしたよ。それにしてもエリッサ・スティーマーも2000万円もらえたのは最高だったな。(笑)

Bakerのビデオ「Baker 3」で、君は「こういうビデオが出続けている限り、俺たちはオリンピックにはならない」って書いてたけど、時を経て、スケートボーディングがオリンピックの競技種目になる日がすぐそこまで来ているけど、このことについて今は違った考え方になったりしてる?

うーん、今はそういう事に対してそれほど頑固じゃなくなったな。正直言って、どうでもいい。世界を見渡してみればさ、そんなことよりも飢えに苦しんでいる人たちとか、そういう問題が沢山あるだろ。(そういうことに比べれば)スケートがオリンピック競技になることなんて、別に心配することじゃないよ。

俺はカリーム(キャンベル)が太いパンツを腰履きして、リーボック履いてハリウッド中をスケートしてた時代が好きだ。BakerやPalaceが好きだ。ジョン・ディクソン、リッキー・オヨラ、イーストコーストのスケーターたち…ウェス・クレマー、グラント・テイラー。Deathwishのライダー全員、みんな好きだ。俺がスケートで好きなものってのはそういうものだよ。いつだってそういうリアルでロウなスケートは存在し続ける。そして今はスケートには別の面もあるってことさ。オリンピックになったらバランスが取れるようになるんじゃない?他のスポーツにも洗練されたクリーンな面と、荒っぽい不良な感じの面って両方あるのかな?知らないな…まぁどうでもいいけど。オリンピックになったら、誰かが大金を稼ぐのは間違いないね。それは分かる。

photo: atiba / courtesy of emerica


スケートが世界的に大観衆の目に触れるようになることで、君みたいなカンパニーのオーナーにとっては利益になるんじゃないかと思うんだけど、スケートボードがもっと売れるようになるとは思わない?

思わないね。そこがみんなが勘違いしているところだと思う。ナイキとかマウンテン・デューとかの企業はさ、別にこういう企業に反対しているわけじゃないよ、でも彼らはスケートで大金を稼げると想像してると思うんだ。でも、いくつかスケートブランドを運営している俺の立場からすると、別にそんなに大きな市場じゃない。俺は真実を知ってるからね。そんなに大金なんて稼げないよ。本当にスケートしてるスケーター、つまり実際に板が折れるまで乗って、ボロボロのシューズを履いてる奴らが何人いるのか?分かんないよ。

ネブラスカであったZumiez(アメリカのチェーン・スケートショップ)のコンテストに行った時、そこには30人しかいなかったよ。みんな実際よりもスケートは大きいと思っていて、金を稼げると思ってる。世界中でJanoski(訳注:Nike SBのStephan Janoskiモデル)が流行っててみんな履いてるから、「すごいな、プロスケーターのシューズってそんなに売れるのか?」みたいになってるけどね。でも彼のシューズはたまたまチャック・テイラーみたいになっただけだよ。ステファンは素晴らしいタイムレスなデザインをしたけど、そんなのは人生で1度あるかないかのことさ。他のファッションとの関係とかもあって、みんなスケートボーディングを実際よりも大きいと勘違いしている。

真実を話すなら、スケートは小さいと思う。俺は俺のところのライダーのプロボードがどのくらい売れてるのかを知ってる。一番売れているライダーの板でも、どのくらい売れるものなのかも知ってる。そんなに多くないよ。逆にそれがいいんだけど。俺たちにとってはね。この小さなカルチャーの中でカンパニーを運営している、俺たちみたいなスケーターにとってはさ。他の人たちが金を稼げると思って外から入って来てるけど、実際はそうじゃない。投資した金が返ってこなくなったときに、こういう人たちが考えを変えるかどうかを見てみたいね。いずれ分かるよ。

photo: connor harrison schultze

自分のプロとしてのキャリアが終わる前に、スケートボーディングで成し遂げておきたい目標とかってある?

俺はBakerやPissdrunx、それに俺たちの仲間が引き起こしてしまったダメージってのがあると思ってて、それを出来る限り修復していきたいと思ってる。出来る限りキッズたちを酒やドラッグ、そういうライフスタイルから遠ざけることができるようにね。俺にとって良い仕事だと思うんだ。俺はスケートボーディングをユニークで、小さくて、そして楽しいもののままにしたい。それだけだね。

君は初期のBakerは間違ったメッセージを送っていて、その影響で道を誤ったキッズたちもいるだろう、って感じてるの?


そうだね。嘘をつかずにやってると、こういうことが起きてしまう。俺たちがやってたことは全て真実だからね、Beagle(Bakerのフィルマー)がドキュメンタリーを作ったとしたら、あれが俺たちさ。あれがBakerだった。それは変えられない。でも今は俺は一つの手本として、クールに見られるためにそういうことをする必要なんてないってことを伝えたいんだ。沢山のキッズがデモで俺のところに来て、「色々ドラッグとかにハマり始めちゃってヤバかったけど、リハビリに行ってアル中のカウンセリングに行って、今はもうやんなくなったよ」っていう話をしてくれる。多いよ。誰かの人生を救えるかもしれない。俺にとっては「大好きなスケーターだ」って言われるよりも大事なことだよ。キッズの一人くらいは、ヘロインのオーバードーズにならないように出来てるかもしれない。そっちのほうがスケートより大きいよ。


Interview: Ian Michna

Original Illustration: Anders N